資産形成を成功させるための5つの要因
こんにちは、naohitoです
前回書いたように、資産形成とは「貯金やその他のお金に換金できる財産を形づくること」でした。
資産形成の目的は人それぞれであり、正解はありません。
自分の理想とする生活に近づけたり、生きたい人生を歩むために
まずは、ご自分が思う資産形成の目的を、決めることが大切です。
私が資産形成する理由
ちなみに、私自身の資産形成の目的は2つあります。
ひとつ目は、自分の裁量で自由に生きるため
ふたつ目は、お金の不安から解放されるためです。
私が資産形成について学び始めたのは決して早くはありませんでしたが、運よく46歳でセミリタイアすることができました。
精神的にも時間的にも自由に生きていくための、スタートラインに立った状態だと思っています。
同時に、お金の不安からも解放されつつあります。
人は「分からない」ことに対して不安を覚えます。
家計の収支バランス(収入と支出の関係)や、将来どれくらいの資産が必要かを把握できるようになってくると、お金に関する不安は和らいできます。
資産形成に必要な5つの要因
資産形成を成功させるための要因が5つあります。
- 稼ぎかた
- 貯めかた
- 増やしかた
- 使いかた
- 守りかた
これらをバランスよく身につければ、より少ない労力で資産形成できるようになります。
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 稼ぎかた
文字通り、いかに収入を増やすかということになります。
稼ぎかたは、資産形成のとても重要な要因ですが、すぐに改善するのは難しくもあります。
来週から突然「今より給料がよい会社に転職できる」とか「昇進して給料が上がる」なんてことは不可能ですよね。
2. 貯めかた、3. 増やしかた
資産を貯めて、増やしていくには、大きく分けて2つの方法があります。
それは「貯金」と「資産運用」です。
「老後の生活のために資産運用を始めましょう」というフレーズを聞いたことがありませんか?
それは完全に間違いではないのですが、ひとつ重要なことが抜けています。
優先度としては資産運用よりも貯金することのほうが、はるかに大事なんですね。
この理由については、今後少しずつお話ししていきたいと思います。
4. 使いかた
月々の生活費を減らせば、同じ収入でも貯金できる金額は増えます。
それはそうなのですが、とにかく切り詰めれば良い、というわけでもありません。
生活を切り詰めるのは苦しいだけで、自分の資産形成の目的からズレてしまう可能性があります。
ここで言う「お金の使いかた」とは、「自分が何にどれくらいの金額を使っているのかを把握する」ということです。
把握することで初めて、ムダを無くし、必要なことにはお金を使うというコントロールができるようになります。
資産形成の第一歩として、もっとも重要かつ緊急度が高いのは、自分のお金の使いかたを(大雑把にでも)把握することです。
5. 守りかた
残念ながら、社会は「性善説」のみでは成り立っていません。
あなたの大事な資産を、減らすことになってしまう「お金の罠」は確実にあります。
それは「〇〇詐欺」のような犯罪行為ばかりではなく、合法的なビジネスとして成り立っているものも多くあります。
そのような罠にはまらないためには、自分が知識を身につけるしかありません。
よくある「資産形成の落とし穴」についても、今後ご紹介していきます。
まとめ
資産形成を成功させるために、「稼ぎかた」「貯めかた」「増やしかた」「使いかた」「守りかた」の要因があります。
これらをバランスよく整えていくだけで、無理なく資産形成を進めていけるようになります。
一歩ずつ、取り組んでいきましょう。
次回は、もっとも重要かつ緊急度の高い「お金の使いかた」について考えていきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。