資産運用はしたほうがよいの?【お金の貯めかた・増やしかた③】
こんにちは、Naohitoです。
「お金の貯めかた・増やしかた」のパート3です。
今回から、「資産運用」がテーマとなります。
資産運用と聞くと、「わたしには関係ない」と感じる方も多いでしょう。
しかし、そんな方にこそ、読んで頂きたい内容を書いていきたいと思います。
資産運用とはなにか
「資産」とはお金に換金できる財産のことあり、「預貯金」「株式」「債券」「不動産」などがあります。
資産運用とは、これらの資産を増やしていこうとする行為です。
預貯金も、銀行にお金を貸し付けて利息を得ていますので、広い意味では資産運用なんですね。
しかし、現在の銀行金利は、大手銀行の定期預金で0.0016%(税引き後)であり、100万円預けても年間利息はたったの16円です、、、
これだと「資産を増やそうとしている」とは言い難いですね。
したがって現在では、「リスク資産」を用いてお金を増やしていこうとする行為を資産運用と呼ぶのが一般的です。
このリスク資産には「株式」「不動産」「外貨預金」などがあります。
資産運用において、リスクという言葉は「危険性」ではなく、「不確実性」を意味しています。
つまり、将来の値段が上がるか下がるか分からないことを、リスクと言います。
値段の変動が小さくて一定であれば「リスクは低い」し、上がり下がりの変動が大きければ「リスクは高い」ということです。
資産運用すべきかは目的次第
もし皆さんが資産運用をやるとしたら、その目的は何でしょうか?
・毎日の生活のために、給料の足しにしたい
・儲けたお金で欲しいものを買ったり趣味を楽しみたい
・老後資金など、将来のために資産を増やしたい
人それぞれの理由があると思います。
私は、資産運用とは「将来のお金の不安を解消し、ゆとりある生活を手に入れる」ための手段であると考えています。
短期的に資金を増やそうとすると、どうしてもハイリスクの投資方法が必要ですが、これには知識と経験が必要です。
初心者が安易に手をだすと、逆に損をしてしまう可能性も高くなります。
つまり、短期的に資金を増やす目的には、資産運用は向いていないということです。
もし数か月や数年以内に資金が必要であれば、仕事でしっかり稼ぎ、支出をコントロールするしかないと思います。
一方で、次の2つのことを実行してみようと思える方であれば、資産運用をお勧めできるし、やったほうがよいと私は考えています。
・将来資産をつくるために、長い期間をかけて運用する
・人任せにせず、自分で学んでみようとする
学ぶといっても、我々は「投資のプロ」になる必要はありません。
最低限の知識を身につけながら、まずは小さな金額からコツコツ継続することで、「失敗しない資産運用」は誰にでも実現できます。
はじめての資産運用で失敗しないために
将来資産をつくるためには、10年、20年先を見越し、運用手段を厳選して始めることが大切です。
しかし、これができる人は意外に少ないです。
私も、数年前に資産運用を開始したときは、「とりあえず、やりながら学んでいこう」という感覚で様々な方法を試していました。
幸い、大切な資産を大きく減らしてしまうことはありませんでしたが、小さな失敗は多く経験してきました。
そんな中で、分かってきたことがあります。
それは「資産運用には共通する失敗パターンがある」ということです。
最初に失敗パターンを学んでから、「ではどうすればよいのか?」を知ることで、資産運用の成功確率を大きく向上させることができると、私は考えています。
次回は、資産運用の失敗パターンをご紹介します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。